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断片と断片の連想ゲーム

MITの衝撃動画「7本の指」片手の能力が向上するとどうなるか | FUTURUS(フトゥールス)

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MITの衝撃動画「7本の指」片手の能力が向上するとどうなるか | FUTURUS(フトゥールス)
http://nge.jp/2014/07/22/post-2377

 

おそらくほとんどのひとが、手は5本指であることを当然のこととして日々すごしていると思う。ペットボトルの蓋を開けたり、バナナの皮をむいたりするのは両手を使わなくてはいけなくて、それを疑問にも思っていないだろう。

でも、もし手首のあたりにもう2本指があったとしたら。。状況は一変するのだ。

MIT7本指

これはMIT(マサチューセッツ工科大学)で研究中の「追加ロボット指」だ。

手首のあたりに装着し、親指と小指の外側に1本ずつ指が追加されたような形状になっている。そしてこの2本の追加ロボット指は装着者が物をつかもうとすると、その動作にシンクロして動くようになっている。物の形や大きさが変わっても、それに対応して物をつかんでくれる。

少し訓練すれば、この「追加ロボット指」は身体の一部のように扱えるようになるという。そして、この2本の指は人間が物をつかむのと同じくらいの強さで作動することができる。そうするとなにができるようになるか?タッパーの蓋を片手で開けることができるようになったり、重いものをこれまで以上に簡単に持てるようになったりするのだ。

MIT7本指

もう1本の手がより自由に

現在のところ、この「追加ロボット指」は、装着者の手のポーズだけを検知して作動するが、今後は握力にも対応させたいという。

なぜなら同じ形状のものでも、重いものを持つときには、より強い力が必要になるからだ。さらに、同じ物を握るにしても、ひとによってその動作は微妙に異なる。いずれはそういった個人のクセも検知して対応していけるようにしたいという。

現時点ではプロトタイプなので、かなり大がかりな装備になっているだが、いずれは腕時計やブレスレットくらいまで小型化し、必要に応じて指がポップアップするようにしたいという。実際にそこまで小型化できるかどうかは疑問だが、現状とくらべれば大幅に小型化することはできるだろう。

一般のひとが日常生活のなかで使えるものになるかどうかは別として、機械のメンテナンスや製造業などの現場では大いに役立つものになりえそうだ。これまで片手で保持して、もう一方の手で操作しなければいけなかったものが、片手だけでできるようになれば、手が1本自由に使えることになるので、高所作業などでの安全性も向上するだろう。

とうぜん片腕、片手がないひとの補助、手の機能に障害があるひとの補助になることは間違いない。

そして、たった2本の指を追加するだけで、片手でできることの範囲が大幅に広がるということを発見したことも、大きな意義があるのではないだろうか。