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断片と断片の連想ゲーム

Quote: ビッチとうまくやっていくための、たったひとつの冴えたやり方。

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どうせ他人の状況です。あなたが想像する相手の状況は、必ずどこか間違ってる筈です。あなたは相手の状況を正確に想像することは絶対にできません。ですが、それをしないよりも遥かに良い。人と人の関係は、都度都度異なります。だから、より良い関係の作り方も都度都度違う筈です。

 

都度都度違う相手とより良く付き合うためには、より良い関係を作るための抽象的なモデルやパーツを学ぶ必要があります。学ぶと言えば難しい話に聞こえますが、どんな関係の仕方があるのか、それをフィクションで知ることは可能でしょう。それが楽しければなお良い筈です。

過去や未来の、あるいは仮想的な、別の相手との体験との比較によってしか、「ぞの時々の体験」を考えられないとしたら。むしろその「比較」の結果、より良い体験であるようにするしかありません。もしくは、考えるのをやめるしかない。より良くしようと努めるか、考えるのをやめようと努めるか。あるいは、実際に「考えない」でいるか。『あそびあい』の魅力は、こういった「体験」の多様な在り方をまるで論理ゲームのようにシンプルに作品化しているところにあると言えるでしょう。

 ビッチとうまくやっていくための、たったひとつの冴えたやり方。『あそびあい』 - マンガHONZ
http://honz.jp/articles/-/40695