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fragment

断片と断片の連想ゲーム

リクルートのCMと道と人生について。

hitori-goto Commercial Stimulus Topics

【公式】「すべての人生が、すばらしい。」リクルートポイントCM (120秒) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=HMvNFqBOsdQ

人生はマラソンなのか?
自分だけの道があるのかもわからない。

 


まあ、それはそうだと思う。
けど、個人的にはマラソンの例えも道の例えも人生や一つの流れを形容するには不十分であり、
決定的に違うものだとずっと前から思っている。

そもそも、道というのは誰かが通った後にできるものであって、
最初からあるものではない。誰かと同じ進路だとしても、
それは厳密に言えば同じではないし、その後が同じだとも限らない。
はじめから比べられるものではないところを、比べているのだと思う。
そう言う意味で、進むのは自分だけだが、自分だけの道もクソもない。

また、寄り道という言葉も人生においては厳密には存在しない。
前を定義するのは自分自身で、それによって寄り道の定義も変わる。
しかし、自分がやりたいことというのは見つからないこともあるし、
そもそも変質しやすいものでもある。
そう言う意味で、寄り道も前もない。

これは父が言った言葉だけど、
「甘えというのは自分の弱さにしたがって、自分の進路を曲げること」
だという。よく、「私は寄り道ばかりで甘えている」という人がいるが、
それを言わせる心理と言うのは、他人に指摘される前に自分が言われて嫌なことを自ら言うことで、
心理的なダメージを減らしたり、相手が言おうとしていることを先取りして言わせない、
もしくは、現状を認識しているという錯覚を相手に抱かせることのどれかを目標にしているように思う。

そういう自罰的思考こそ言ってみれば、甘えとも言えるわけで。
自分が甘えていると評価するのは、自覚している様にみせるブラフに過ぎないのだと思う。

話が逸れた。
要するに、前を定義してくれる人はいない。
が、いかにもそのような顔をして私達の責任を積極的に預けさせる人はいる、という話である。

また、ゴールは人間の数だけある、という言葉からは、
「喜劇も悲劇も区切り方によって異なる」という言葉を想起する。
要するに、ハッピーエンドで終わったシンデレラも、もしかしたら王子様はモラハラDV男で、
身も心も傷ついたシンデレラは不倫の末、姦通罪で処刑されるかもしれないわけだ。
そう言う意味で、ゴールというのが目的地なのか、終着点なのか、
という点においてはミスリーディングな言葉だな、と思う。
「ワクワクさせるような夢のある言葉」と言ってもいい。
夢というのは、ここちの良い勘違いだから。